小学校に入ると親が宿題の丸つけをしたり、子供の勉強に関わることが増えていきますよね。
それに比例して、「子供の勉強に対する関わり方」に悩む人も多いんじゃないでしょうか。
そりゃそうですよね。
〇〇式とか、いろんな教育法がある中、どれにもメリットだけでなく効果があるのか懐疑的な部分もあり、自分の子どもにどう教えるのがいいかなんて、正解がわかんないわけですからね。
でも、そんな子供の教育方法の正解がここにありました。
その名も、算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法！！
算数は特に苦手になりやすく、教えることが多い教科…。
そんな算数を、30億件という圧倒的なビッグデータを元にまとめられた、「正しい勉強法」が身に付く1冊となっております。
面白くて1日で読み切りました。
そんなわけで今回は、算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法の感想・レビューを書いていきます。
読んでみた感想｜実践向きな内容と読みやすさを併せ持つ本
算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法を読んだ感想はこちら▼
- Q&A方式で読みやすい
- 実践的なテクニックを今日から実行できる
- 親にとっての教科書のような内容で繰り返し読みたい
それぞれの感想について解説していきます。
Q&Aで正しい勉強法がすぐわかる
仕事や家事、育児、さらに地区やPTAの役などで何かと忙しい親世代、「本をじっくり読む時間がない！！」という人もいると思います。
そんな方は、この記事のような個人ブログで要約だけ見ようという人もいるかもしれません。
しかし、「算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法」は内容の半分以上が、次の画像のようなQ&A形式+解説という構成になっています。
つまりめちゃくちゃ読みやすい。
この本に関しては他の人の要約を見るより、知見のある著者の言葉をダイレクトにインプットできる読書が最適です。
区切りが多く、隙間時間にも読みやすいのが助かるなーと思いました。
試験に役立つ具体的なテクニックが書いてある
試験のラスト5〜10分は。もう問題を解きません。解いた問題の計算ミスをひたすら探します。
引用：算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法 より
成績を伸ばすための勉強法だけでなく、上記の引用のような入試に役立つ具体的なテクニックも書いてありました。
これは中学受験や高校入試だけでなく、大学入試にも使えるようなテクニックなので、知っておくのと知らないのとでは合格率にも差が出そうです。
勉強に良い習慣やマインド、勉強法から試験の取り組み方まで、網羅的な内容になっていて、実践的な1冊だと感じました。
これは親にとっての教科書と言える1冊
本書の第3章では、トップレベル30人の家庭が実際にやっている勉強法について書かれていたんですが、驚くような内容もありました。
特に1日の算数の平均勉強時間がたった15分というのは衝撃的。
ただ、それには前提条件があったりするので、その条件を満たすように実践してみて効果を試してみたいです。
その他にも、第3章にはトップレベルの人たちの、親の心構えや具体的な苦手対策が書かれていて、ブレブレだった私の教育方針に1本の道筋が見えたような気がしました。
世の中には、いろんな勉強法についての本が出版されていますが、この本はデータの多さによるエビデンス、トップレベルが実践していることなど、信頼のおける情報が詰まっている親にとっての教科書と言える1冊だと思います。
算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法の概要
- タイトル：小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法
- 著者：今木智隆さん（RISU Japan 代表）
- 出版社：文響社
- 定価：本体1,680円+税
本のおおまかな内容▼
- 勉強・算数が得意になる子はどっち？
- トップレベル30人の家庭が実践している教育法
前半〜中盤までQ&A方式＋解説で進んでいき、後半はトップレベルの家庭の教育法が書いてあります。
何度も言いますが、このQ&A方式は個人的にすごく読みやすくて、Q&Aごとに少しずつ読んでいってもいいですし、一気読みするときもテンポよく読めました。
読書が苦手な方でも読みやすい教育本だと思います。
今木智隆さんの過去の著書▼
- 10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方
過去にも本を出版されていますが、そのときからデータの件数が3倍に増えてますね。
重複した内容もありますが、合わせて読むことでさらに子どもの勉強に対する心得が身に付き、正しい教育法が実践できると思います。
算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法の感想・レビュー まとめ
算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法の感想をまとめます。
- Q&A方式で読みやすい
- 実践的な内容で再現性が高い
- 親にとっての教育法の教科書
- 読書が苦手な人でも読めそう
いろんな教育本を読んできましたが、具体的に成績を伸ばしたい場合に1冊選ぶとすればこの本と言えるくらいの良書でした。
著者の今木さんは本だけでなくラジオにも出演していたり、メディアに露出が多いのも好感が持てるんですよねー。
小学生の教育方針で悩んでいる方は、ぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
タブレット教材「RISU算数」もチェック
著者の今木智隆さんが運営するタブレット教材「RISU算数」は、苦手を残さず、効果的に復習ができ、無理なく先取り学習もできる教材です。
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