2018年3月16日発売の「星のカービィ スターアライズ」を4歳、7歳の子供とやった感想・レビューを画像盛りだくさんで書いています。
夏休みに「星のカービィ ディスカバリー」かマリオ系のゲームを買おうと迷ってましたが、いろいろ調べていった結果、最初は検討してもいなかったスターアライズを購入しました。
\タイトル画面のアニメーションも楽しい!/
結果的に大満足。
ディスカバリーがカービィの新しい時代の幕開けなら、スターアライズはこれまでのカービィの集大成といった感じ。と思っていたら星のカービィシリーズ・ゼネラルディレクターの熊崎真也さんもそう公式でコメントされていました。
ディスカバリーはけっきょく体験版しかやっていませんが、従来のカービィが好きなら個人的にはスターアライズを推します。
この記事で星のカービィ スターアライズの魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。
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星のカービィ歴30年の私がスターアライズの内容について解説
私はファミコンの「星のカービィ夢の泉の物語」で幼少期にカービィデビューして、思春期にはスーファミの「星のカービィスーパーデラックス」を狂ったようにプレイしていました。
実は妻が最初に買ったゲームも、子供が最初にプレイしたゲームも、どちらもカービィで、私たちは頭が上がらず敬意を込めて「カービィさん」と呼んでいます。
そんなカービィ教を崇拝する私たちの感想⇒めっちゃ面白かった!
歴代のカービィが好きな人はぜひやってほしい作品です。
冒頭でも言ったように、星のカービィスターアライズはこれまでの星のカービィの集大成です。
- 歴代トップクラスのグラフィック
- 従来と同じで馴染みのある横スクロールアクション
- 星のカービィ64のような能力のミックス、「フレンズ能力」がある
- かなり豊富なコピー能力
スターアライズ独自の要素も豊富▼
- 4人プレイ可能
- 仲間にできる敵キャラがかなり多い
- メタナイトやデデデ大王などの歴代のキャラ、ボスも使える
- 4人で合体する技、フレンズアクションが面白い
シンプルながらもワクワクさせてくれる要素がかなりありました。
難易度が低くボリュームが少ないと言われていますが、これは逆手に取って見れば子供でもプレイ出来て、ゲームが得意じゃない人でもクリアの達成感を得られるということです。
ちなみに毎日2時間ほど家族でプレイして、1週間くらいでストーリーをクリアしました。
ちなみに度重なるアップデートで追加要素が数多く解放されていて、しっかりゲームにのめり込みたい人でも楽しめる良作に仕上がっています。
星のカービィ スターアライズの感想・レビュー
ここからは星のカービィ スターアライズを実際にプレイした感想・レビューです。
アップデートが完了した内容をやってみて「ここが良い!」と思ったポイントをまとめています。
能力のバリエーションが豊富で何回もプレイしたくなる
正直能力の多さに関しては「スーパーデラックス」やミックス能力のある「カービィ64」、進化・ほおばり変形がある「ディスカバリー」などに軍配が上がると思っていました。
でも違った。
スターアライズの能力のバリエーション、エグいです。
スーパーデラックスのような能力自体の豊富さや1つひとつの能力の技の多さ、64のような技の掛け合わせ、全部のパターンを遊び尽くすまでにどれだけ楽しめるんだっ!?って感じです。
\炎×ヨーヨー!かっこいい!/
魔法使いみたいな掃除の雑魚キャラにもなれるし、ミックス能力で技のエフェクトだけでなく攻撃も細かく変化したり、細部まで作り込まれているのがわかります。
スターアライズ、本当に集大成として本気で作られてますね…。
ブレンズアクションがド派手で何か笑っちゃう
仲間と4人で決められた場所で発動できる能力「フレンズアクション」が派手で、なんか笑っちゃうんですよね。
- フレンズころがり
- フレンズつりばし
- フレンズれっしゃ
- フレンズスター
個人的にはフレンズつりばしがお気に入り。
4人で吊り橋を作り、なんか知らないキャラが渡ります(笑)
フレンズころがりやフレンズ列車の爽快感も面白いし、フレンズスターに関しては今までのワープスターを操作できる感じで面白いです。
決まったところでしか使えない技ですが、使う場面は多めです。
仲間キャラが多すぎて最高
使える仲間キャラ(順不同)▼
- マルク
- デデデ大王
- バンダナワドルディ
- メタナイト
- ダークメタナイト
- アドレーヌ&リボン
- ドロッチェ
- マホロア
- タランザ
- グーイ
- リック&カイン&クー
- 秘書スージー
- 三魔官シスターズ
- その他ボス&雑魚の敵キャラ多数(スーパーデラックスくらいいる)
仲間として使えるキャラクターが本当に豊富!
\メタナイト使えるのはすごい!/
\こんなキャラも使えます!/
スーパーデラックスのときでさえ多いと思ってたけど、それ以上ですな。
その上、カービィじゃなくてもフレンズ能力という能力のミックスが可能ですし、攻撃バリエーションも多い。
\メタナイトに炎を掛け合わせてみた!/
正直、全然飽きる気配を感じません。
リック・カイン・クーがカービィのオプションとしてじゃなく、単体で操作できるゲームってあったっけ!?
\クーが飛んでる様子/
歴代のボスたちもそうですが、スターアライズでしか操作できないキャラが多数いるって、その時点で価値がありますよね。
ディスカバリーをディスるわけではありませんが、ディスカバリーだと2Pはバンダナワドルディしか使えず子どもたちの間でカービィの取り合いになるんですよね。
スターアライズはカービィでも仲間でも平等に楽しめます。
モードが複数選べるので飽きにくい
ストーリーをクリアすることで他にもモードを選択できるようになります。
星のカービィ スターアライズでできること▼
- ストーリーモード
- 星の〇〇〇〇
- Theアルティメットチョイス
- アナザーディメンションヒーローズ
- ギャラクティックホームラン王
- きこりきょうそう
全てのモードで4人プレイが可能です。
モードを1つずつ簡単に説明しますね。
ストーリーモード
その名の通り、スターアライズのストーリーを進めていくモード。
クリアしていくと次のステージが解放されていくのはもちろんのこと、道中で手に入るパズルピースを集めてアートを完成させたり、神殿と呼ばれる場所で歴代の主要キャラを仲間にしたり、かなりしっかり遊べます。
\いろんな絵師のアートが見れる/
昔ケータイの待ち受けにしてたカナヘイさんの可愛いイラストもありました!
ボリューム不足と言うレビューもありましたが、ボリューム満点に感じたスーパーデラックスを最近プレイしたのと比較しても全然ボリューム不足だとは感じなかったですね。
むしろ同じステージを何回かプレイしたくなったりするので、思ったよりも長く遊べます。
星の〇〇〇〇
カービィ以外のキャラクターを主人公にして進めていく星の〇〇〇〇。
例えばみんな大好きなパラソルワドルディをチョイスすると「星のパラソルワドルディ」というタイトルになりゲームが始まります。
\サブタイトルまであって可愛い/
星のカービィをやっててみんながカービィ以外のキャラを使いたくなるときってありますよね。
そんなときはこのモードが重宝します。
ストーリーモードのステージをタイムアタック形式で進めていくのでやり込み要素にもなるモードです。
Theアルティメットチョイス
これはスーパーデラックスの「格闘王への道」ですね。無料ソフトの「カービィハンターズ」にも似ています。
最初に能力やキャラを決めて、限られた体力で勝ち進んでいくモードです。
ボスキャラの連戦は熱くなるものがありますよね。ロックマンとかでラストのステージあたりで今までのボス全員が襲い掛かってくるような恐怖と高揚感を味わえました。
これもタイムアタックになってるのでかなりやり込めます。
ちなみに難易度を選べるので、子供から大人まで楽しめますよ。
アナザーディメンションヒーローズ
異空間を冒険するモード。
ハートを集めた数でストーリーが変化していき、最後はハートの数に応じてランクで評価されます。
ストーリーモードより難易度が高めなので、さらにやり込めますね!
このモードだと1Pでもカービィだけじゃなくバンダナワドルディやデデデ大王も使えますね。使えるキャラや能力はステージによって違うっぽいです。
ギャラクティックホームラン王
これあれだ!スーパーデラックスのときの星を砕く「メガトンパンチ」っぽいやつ!!
パワーとタイミングをそれぞれ合わせて飛んでくる隕石をバットで打ち返します。
うちの子供も初見で3500光年くらい飛ばしましたよ。単位すごすぎ。
きこりきょうそう
これはボタン連打で気をだるま落としのように切りつつ、途中の虫とかを十字キーの左右で回避してくゲーム。
切った木の量に応じて最後に家が建つんですけど、それが可愛い。
サクッとできるので、なかなか子供がゲームをやめようとしないときに「よし、一回きこりやって終わろう!」といった感じで使えて便利です。
まぁきこりも中毒性あるのでけっきょく「もう一回きこりやろう!」ってなるんですけどね…。
子供でも問題なくプレイできる
子供たちがストレスなく楽しくプレイできてるので見てても安心です。
ゲームしてて殺伐とした雰囲気になられたら嫌ですもんね(笑)
実際に幼児と児童の我が子たちにプレイさせてみて、星のカービィスターアライズの適正な年齢を考えました。
ずばり、このくらいの年齢になるとちゃんと楽しめます▼
カービィ:6歳
フレンズ:4歳
カービィは穴に落ちたりするとゲームが進行しないので、幼児には難易度はちょっと高めです。とはいえ仲間がかなり強いし、マルチプレイなら仲間に助けてもらえます。穴に落ちたり壁に挟まったりしない限りは大丈夫なので、その判断&操作ができるのが6歳くらいですね。
曲のアレンジがすごい
いたるところで名曲「グリーングリーンズ」をアレンジしてあるんです。
そのステージに合わせたグリーングリーンズがオシャレすぎるので、ぜひ音量を上げてプレイしてほしい!
曲が聞きたくてそのステージをプレイするまであります。
あと、スーパーデラックスの洞窟大作戦のBGMなんかも確認しました。過去作のBGMとかも使ってるみたいで、嬉しくなります。
ゲーム音楽ってずっと印象に残るんですよね。
そういえばカービィの30周年のコンサートも良かったですね!
歴代のカービィをやった人ほど楽しめる作品になっていました。
ディスカバリーとスターアライズ、どっちを買うか迷ったらスターアライズ
ディスカバリーとスターアライズ、どっちを買うかかなり迷いましたが次の2点でスターアライズに決めました。
- ディスカバリーは体験版でプレイできる
- スターアライズはこれまでのカービィ感が全部入ってる
- スターアライズはアップデートが完了している
ディスカバリーは体験版を子供が何周もプレイしていたので正直少し食傷気味だったんですよね。
ディスカバリーの体験版のレビュー記事はこちら▼
スターアライズは体験版がないのでプレイしてみたいなーという気持ちが強かったです。
スーファミのスーパーデラックスをやりまくった私としてはスーパーデラックスに近いものを感じましたし、そういう思い出補正もかかってスターアライズが欲しくなったのかもしれません。
また、ディスカバリーは2022年3月25日に発売されてから5ヶ月の間、アップデートがありませんでした。2022年9月現在、アップデートに関する公式の発表はないんですよね。
一方で、スターアライズは発売1ヵ月目に第一弾、約4ヵ月後に第二弾、8ヵ月後に第三弾のアップデートが行われています。
なので、ディスカバリーのキャラやモードが増えたりするのが確定してから、購入を検討したらいいかと思いました。
スターアライズは発売から年数が経っていますが、ニンテンドースイッチの綺麗なグラフィックで古さは全く感じませんし、アップデートが完了し、完成された良作となっていますので、ディスカバリーかスターアライズのどっちかを迷っている場合はスターアライズを推します。
時間がかかるパーティー系よりスターアライズがいいかもしんない
家族でわいわいやるゲームと言えばマリオパーティーや桃太郎電鉄などのすごろく系を思い浮かべる人も多いかと思います。
プレイ人数も多く、確かにめちゃくちゃ盛り上がるんですが、時間がかかる上に負けた人が不機嫌になることが多々あるんですよね。
スターアライズは、1つのステージなら短時間で遊べますし、みんなで協力してクリアに向かってがんばるので、仲間意識で喧嘩になりにくいです。
しかも、ジョイコンをおすそわけしたりして4人でプレイできるので、家族でわいわい遊ぶならすごろくやパーティー系のゲームじゃなくてもスターアライズでも十分楽しめます。
4歳でも仲間外れになることなく一緒にプレイできるのは、子育て世帯にも嬉しいですよね。
これ書いてたらまたやりたくなってきたので、またスターアライズの世界に行ってきます。
では!!
(星のカービィ Wii デラックスもめっちゃ気になりますな~。)
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