子供の塾っていつから行かせればいいのか悩んじゃいますよね。
家庭によってケースバイケースなんでしょうけど、みんながどうしてるか気になるものです。
- みんな子供の塾はいつから行かせてる?
- どんな理由で塾に行くの?
- 行かないのはダメなの?
今回は子供の塾についてのこんな疑問を解決する記事になっています。
私も会社で中学生くらいの子を持つ人と話してると「あれ?全員塾いってるな…」と思ったんですよ。
子供の塾にいつから行ってるのか、もっと多くの人に聞きたくなったのでTwitterでアンケートを行いました。
76人の人がアンケートに協力してくれたので、その結果と文部科学省やベネッセ総合教育研究所の調査もふまえた上で私なりの見解を書いています。
この記事を読めば子供が塾にいつから行くか、タイミングを考える材料になりますよ。
子供の塾はいつから?アンケート結果
2020年の文部科学省の『子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告』によると、2019年の通塾率は小学1年生で15.9%。
そこから学年が高くなるごとに右肩上がりで、小学6年生で37.8%、中学3年生で65.2%という結果が出ています。
実際に子供の塾はいつから行かせているのか当サイトでもTwitterでアンケート調査をしてみました。
アンケート調査に協力してくれたのは76人。結果はこうなりました。
- 幼児・小学生~・・・38%
- 中学生~ ・・・21%
- 高校生~ ・・・ 4%
- 塾は必要ない ・・・37%
まず、アンケートの結果が文部科学省の調査の数字に近すぎてビビりました。
個人的には塾って高校受験前の中学生3年生が行くものとばかり思ってたんですよね。
少なくとも西暦2000年くらいの九州の田舎ではそうでした。
でも今や小学6年生には38%の人が塾に行っているんですね。
幼児教室に行く人も多いみたいですし、世間の勉強に対する意識は年々高まっているようです。
「AIに仕事が奪われる」なんて聞いたことありますが、ロボットに仕事が奪われない人材に育てたいだとかが背景にあるんですかねー。
塾に行く理由についても調べてまとめてみました。
塾に行く理由は何?
ベネッセ総合教育研究所の『第3回 学校外教育活動に関する調査 2017』を見ているとスポーツや芸術よりも学歴や勉強を重視する人が増加しているのがわかります。
今回、当サイトの調査では塾に行く理由や必要性についての意見もいただけたので紹介していきますね。
塾に行かせないと不安
これが意外と多くて、ベネッセ総合教育研究所の『第3回 学校外教育活動に関する調査 2017』でも60.8%の人が習い事や塾に行かせないと不安と回答。
学歴は関係ないと言う声も聞くようになりましたが、まだまだ学歴社会は根強いですし、その社会の体質そうそう変わることはないはずです。
「子供の将来の可能性を広げ、親が安心するために塾に行かせる」というちょっと保険にも似た理由ですね。
高校受験のため
高校受験のために塾に行く人は体感でも多いですよね。実際に3人に2人が中学3年生までに入塾しています。
志望校にもよりますが1年生から塾に行くパターンもあれば部活を引退した3年生から行くパターンもあるので行くタイミングは人それぞれです。
私は近くに塾がなく親が送迎できなかったので中学3年生の半年間くらい家庭教師をつけて教材を買ってやっていました。
「目標の高校に合格するため」は入塾の十分な理由になりますね。
中学受験のため
中学受験を意識されている方は小学校低学年からの入塾が多いようです。
勉強に対する意識が高い人はもちろんですが、スポーツや勉強以外の習い事に力を入れている人も中高一貫校を受験をするパターンがあります。
中学3年生という伸びる時期を受験勉強で潰さず、習い事にや部活動に打ち込めるというメリットがあるからですね。
明確な理由があって子供も頑張れそうですね。
勉強のフォローが必要
理解がゆっくりな子や小学4年生・中学1年生で難易度が上がる授業に対してのフォローが必要だと感じたから塾に行かせるという理由です。
学校の授業は複数の子を対象に一定のペースで進むのでついていけない子もいます。
それが悪いことではないですが、テストの点数が低いと勉強に対する苦手意識ができあがってしまうので塾に行かせるという選択肢はありですよね。
子供にとって楽しい習い事だから
幼児教室に通っているという人の意見。
勉強って「嫌なこと」ってイメージですけど、知識を身につけることは人間の欲求で本来楽しいことなんですよね。
小さいころから幼児教室で楽しく勉強をして、学習をポジティブに考えられるようになれば、その先の人生の土台になります。
時代や技術は常に進歩していて、何事も一生勉強ですからね。
周りの友達が行っている
「周りの友達が行っている」これはちょっとどうなの?って思う理由ですね。
確かにきっかけとしてはありかもしれませんが、ゴールがないというか目標や本人の意思がないのは不安ですよね。
友達が塾やめたらやめるってことでしょ?
塾の話題がコミュニケーションの1つになっているとの意見もありましたが、それでしかコミュニケーションが取れないわけでもないです。
お金が無駄になってしまう可能性がある理由ですね。
塾が必要ない派の意見
いろんな理由で塾に行かせている人がいますが、子供に塾は必要ないと思っている人も37%います。
そんな人たちの塾が必要ない理由をまとめました。
お金がかかりすぎる
ベネッセ総合教育研究所の『第3回 学校外教育活動に関する調査 2017』では保護者の約7割が「教育にお金がかかりすぎると思う」と回答しています。
塾だけでなく習い事も考えると教育費だけで簡単に月数万円が飛んでいきますからね。
もし自宅で勉強できるのならそっちが安いですし、塾への送迎の負担もありません。
通信教育も文部科学省の学習指導要領に沿って小学生でも英語やプログラミングに対応している教材も多いですし、塾へ入れる前に通信教育の無料体験をしてみるのもありですよ。
小学生向け通信教育を比較した記事はこちら
リンク
行きたがっていない
子供が自分から行きたいと言っていないから行かせていないという人もいます。
塾というものの存在を知らない場合もありますので、勉強に意欲的な場合は「塾ってところがあるよ」って教えておくのも大切。
それで子供が行きたがったら行かせるスタイルは子供の気持ちを尊重していて良いですね。
送迎が大変
習い事でも言えることですが送迎ってかなり大変なんですよね。
子供が1人ならまだしも子供が何人もいて幼稚園や保育園の送迎、塾の送迎、習い事の送迎とかがあると時間と人手が足りなくなります。
子供のやる気だけでなく「親も無理なく継続できるか」って視点も大切ですよね。
学校で習う範囲をしっかり覚えるのが目的なら小学生は通信教育でいいんじゃないかなーと個人的に思います。(中学受験する場合は志望校によって変わってきますけどね)
子供の塾はいつから?まとめ
「みんな子供の塾はいつから行っているのか」と「塾に行く理由行かない理由」の最後に簡単にまとめておきます。
【子供が塾に行き始めるタイミング】
- 幼児・小学生~・・・38%
- 中学生~ ・・・21%
- 高校生~ ・・・ 4%
- 塾は必要ない ・・・37%
高校受験までに約60%の人が塾に行っています。
塾講師をしていた人の話によると、小学生は3年生くらいからちらほら増えてくるみたいです。
【塾に行く理由】
- 行かせないと不安
- 高校受験のため
- 中学受験のため
- 勉強のフォローが必要
- 子供にとって楽しい習い事だから
- 周りが行ってるから
【塾に行かない意見】
- お金がかかりすぎる
- 行きたがってない
- 送迎が大変
大前提として『人それぞれ』だということを頭に入れておいてください。
子供の個性や環境、家庭によって塾に早くから行かせたほうが良い子もいれば行く必要がない子もいます。
塾や将来について家族で話し合って納得して決めましょう。
いきなり塾に通わせるのが心配だったり、ハードルが高いと感じる人は、小学3年生までが対象のドラキッズオンラインを検討してみましょう!
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塾は考えていないけど、自宅学習はやってほしいという人は通信教育の無料体験をやってみるのもいいですね。
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