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アドラー式の子育ては褒めない・叱らない!?アドラー心理学と子育て

パパの自己啓発

こんにちは!自由と幸福を追求するパパ かずちか@Kazu_writerです!

 

子どものほめ方、叱り方って悩みますね。育児の始めは親だって初心者!

 

親になって子どもを育てることになったら、育児書などを見て育児について勉強しますよね?

 

一方で、育児書ではない本からも学ぶことはあります。先日読んだ哲学の本に育児の方針に関するヒントがりました。

 

「嫌われる勇気」という本です。

 

そこに書かれてあったことが衝撃でした!ほめたり、叱ったりするのも育児の内だと思っていたのに、ほめても叱ってもダメだという内容。読んでいくと納得のいくものでした。

 

今回はアドラー心理学から学ぶ育児を紹介します。育児の新しい視点を得ることができますよ!

 

この記事はこんな人に読んでほしい↓

  • 「嫌われる勇気」の子育てについてのまとめが見たい人
  • アドラー心理学での子育て論を知りたい人
  • アドラーは子育ては褒めないって聞いたので気になった人
  • いろんな育児のかたちを知りたい人
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アドラー心理学では子育ては「褒めない・叱らない」

“人は、ほめられることによって「自分には能力がない」という信念を形成してゆく”

“ほめたり叱ったりするのは「アメを使うか、鞭を使うか」の違いでしかなく背後にある目的は操作” 

著書 嫌われる勇気より抜粋

ほめる・叱るといった「評価」は、能力のあるものから能力のないものに対して行う行為だそうです。

 

ほめることで自信がつくというイメージを持っていましたが、違うんですね!

 

ほめたり叱ったりすることで、言うことを聞くように子どもを操作してるとのこと。

 

子どもには、問題を自分の力で解決できる人間に育ってほしいですよね!

注意するのは放任することとは違うということ

ほめない、叱らないといっても、ほったらかしにするのは違いますよ!

 

ときには親としての援助は必要です。

 

具体的に勉強や習い事でいえば、道具を揃えたり、環境を整えたりして自分の力で立ち向かえるように働きかけることです。

 

「◯◯しなさい」と命令することは、子どもの意思に介入しすぎてしまっています。

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アドラー式の子育ても学べる「嫌われる勇気」

著者は 岸見一郎(きしみ・いちろう)さんと古賀史健(こが・ふみたけ)さん。

 

自由と幸福についての1つの答えが書かれている本です。読めば世界が、人生が変わるほどの強烈な本でした。

 

ある青年と哲学者の対話形式で進むので読みやすく、普段は哲学を読まない人という人にもオススメな本ですよ!

 

シンプルな生き方を知りたい、変わりたい、自由になりたい、幸せになりたい、そんな思いを持つすべての人に読んで欲しい1冊です。

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アドラー式の子育ては子供を下に見ない

大人扱いするのではなく、子ども扱いするのでもなく、いわば「人間扱い」するのです。自分と同じひとりの人間として、真摯(しんし)に向かい合うのです。

著書 嫌われる勇気より抜粋

育児をする中で、親はたくさんのことを子どもに教えていきます。でも、たくさんのことを教える中で、知識も経験もない子どもを自分より下に見てしまいがちです。

 

大人と子どもには差があって当たり前なんですよね。

 

学生のとき、歳が1つか2つ上の先輩がやたらと偉そうにしていませんでしたか?あれは年下を自分より下に見ている証拠。歳を重ねて、自分より優秀な年下が出て来たときに自信やプライドをなくすタイプです。

 

自分と他者を比較するのではなく、それぞれ違うけど「対等」であることを意識しないといけないですね。

 

子どもがやるべきこと、やろうとしてることを先回りしてやってあげるのは、親が子どものものを奪っているようなものだと考えたほうがいいのかもしれません。

子供を褒める・叱ることでどう育つのか?

アドラー心理学では、

  • 賞罰教育(しょうばつきょういく)
  • 承認欲求・他者からの評価

を否定しています。

 

承認欲求なんて誰もが持っていて、満たしてあげるべき欲求だと思いますよね?でも、人から認められたいと思いすぎて、自分に嘘をつくことだってあります。SNSで「いいね」欲しさに嘘をつくのも承認欲求があるからですね。

賞罰教育 いいことをほめ、悪いことを叱る

この教育方針、正しく感じますよね?むしろこれが大人の責任までだと思えます。でも賞罰教育によって、「ほめてくれる人がいるから、いいことをする」「叱る人がいないから、悪いことをしてもいい」という人間が育ってしまうんです。

承認欲求・他者からの評価

子どもは、親の期待を満たすために生きているわけじゃないんです。子どもには自分の人生を生きて欲しいと思っています。他の人の目ばかり気にして、他人に合わせてしまうことで他人の人生を生きているような状態になってしまします。

自分と子供にも線を引く

“子どもとの関係に悩んでいる親は、「子どもこそ我が人生」だと考えてしまいがちです。”

“子どもは独立した個人です。” 

著書 嫌われる勇気より抜粋

アドラー心理学では自分と他人の問題に線を引くことが大切だと言っています。子どもも例外ではないです。

 

信頼してるからこそ、距離の近い家族だからこそ線を引き、お互いがしっかり見える距離を、手を伸ばせば触れる距離をもつべきです。

 

私は子どもが大好きで、「目に入れても痛くない」というくらい子どもや家族を優先していますし、その考えは変わらないと思います。

 

でも家族がそれぞれ「個人」だということを、もっと意識しないといけないと感じました。

 

パパはパパの、ママはママの、子どもは子どもの人生を、それぞれが生きていいんですね。

アドラー式の子育てでは褒めないで感謝や喜びを伝える

子どもはほめてもいけない、叱ってもいけないと言うけど、じゃあ何て声をかければいいの!?と思いますよね。

 

答えは自分の「主観」。感謝の気持ち喜びを伝えてください。

 

「ありがとう」「パパ(ママ)嬉しい」と言われることで、「自分はパパやママの役に立っている」と子どもは感じていきます。

 

そこに「人の役に立つという価値」が生まれます。誰かに貢献しているという「貢献感」が生まれます。

 

「ほめられるからやる、叱られるからやるやらない」ではなく「誰かの役に立ちたいからやる」人間が育つんです。

 

他人からの承認や評価は必要としません。自分が誰かの役に立っているという感覚があればそれでいいんです。

 

また、子どもがしてほしくない行為をしていた場合は、「嫌」「悲しい」という気持ちを伝えるといいでしょう。

アドラー式の子育ては褒めない・叱らない!? まとめ

私も、ほめない叱らない育児を実践してみていますが、難しいです!

 

子どもができたことに何と言ったらいいか、とっさに声が出ないときもあります。今までほめたり叱ったりするのが普通だったので、仕方ないですよね。

 

大切なのは、まず意識することだと思います。そして、無理しない程度にできるとにき実践していく。

 

アドラー心理学がすべての人に当てはまる正解ではないかもしれません。

 

でも、子どもが自分の人生を生きていくために、育児のヒントがたくさん詰まった哲学がアドラー心理学です。

 

「嫌われる勇気」は育児のことがメインではなく、人間として学ぶべきことが書いてある良書です。

 

親子関係で迷っている人、育児に悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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